「そう…残念なことに、私は苗字に色がなかったために、カミレンジャーには入隊できなかった。しかし…とうとう、私の特殊技能が認められ、晴れて入隊となったのだ!」


「なに!?」


 律儀に驚いてみせる、白井市長。


 見事な悪役ップリだ…。


「フッ…気になるのかい?その私が持つ特殊技能とやらが…。」


 いや、誰も…。


 てか、いいのか…モデルがいる人間を、そんな自由に使ってしまって…。


「あとで、あやまっておくから、平気さ!」


 あ…そ…。