ラブ☆ファミ&カミレンジャー

「こうなったら、仕方ない、ブルー、ピンク!!」


「はいはい。」


「分かりましたよ。」


 さすがに、アレを出された以上は、ロボを出さないわけには行くまい。


 レッドとピンクは市役所から出て行くと、駐車場にとめてある、カミレンスーパーカーと、カミレディカーに乗り込む。


 そして…。


「カミレンチェーンジ!!」


「カミレディ、are you lady?」


 現れる二体の巨大ロボ。


 しかし…。


「大きさが…違いすぎますね…。」


 実くんの言うとおり。


 相手は3階建ての建物が変形したロボ。


 一方こちらは、二体とはいえ、元々乗用車が変形したロボ。


 圧倒的に大きさが違った。


「当たり前だ!!そこにある二体のロボと、この市役所第二棟ロボでは、ごまかして使った税金の額が違う!!」


 市長が、そういうことを、大声で言うな…


 本当に、不信任案とか出されるぞ…。


「わぁい!ロボ、すきもん!かっくいーい(^▽^)」


 って…さすがに、礼音くんと珠々ちゃんははまずい。


 万が一、ロボ同士の争いにまぎれてしまっては…。


「くっ…こうなったら、合体して…短期決戦に持ち込むしか…。」


 しかし、それで敗れてしまったら…。