ラブ☆ファミ&カミレンジャー

「あの…Zガ●ダムって…わかる人、どれだけいるんでしょう?」


 …それ以前に、中学生であるはずの実くんが、どうしてそれだと分かるんだ?


 っていうか。今回はいつになく、パロディ祭りだな…。


「ネタ切れなんでしょ?」


 恵さん…お願いだから、そういうことを言わないでください…。


「くそっ…こうなったら、奥の手だ!!」


 言うが早いが、白井は部屋から飛び出していく。


 …いったい、どこへ…。


 青山が思った瞬間。


「まずい!外に出るぞブルー!!」


 レッドがほえた。


 え?…どういうことだ?


 思った瞬間だった。


『変形完了…ストウ市役所第二棟ロボ』


 ストウ市役所の第二棟が変形した。


 現れたのは、ストウ市役所第二棟ロボ。


 おそらく………市税金使用…。


「あれは…。」


「おのれ…白井め…。我々の切り札だったもを…こんな形で使うとは…。」


 レッドがそれを見ながら、苦虫をつぶしたような顔になる。


 いや…それ以前に…。


「あれ…市役所ですよね?」


 中の人とかどうなってるんだろう?


「それは、聞いちゃいけない約束ですよ…。」


 あ…そうですか…。