天国からの贈り物(実話)

『よ〜し!分かった!弱虫まで言われたんじゃあ乗るしかないよね』


麗奈は勢いよく自分の頬を叩き気合いを入れた


本当は死ぬ程怖かったが所詮 何分かの辛抱だと思い券をかった


『ね〜里沙人並び過ぎじゃない?後から乗ろうよ』


『だぁ〜め!そんな事で騙されないからね』


里沙と言う名の悪魔にあたしの意見は通らなかった


順番待ちの間、前のお客さんの絶叫ぶりに、麗奈はますます恐怖感を覚えた


くっそぉ〜


こんな所 来るんじゃなかった


青ざめた麗奈とは対象的に、可愛い顔をした悪魔は余裕の表情だった