『あの音は…きっと…卓也だよ』


お父さんが仏壇に飾られてある卓也の写真を見ながら言った


『卓也が??そんな話あるかよ!あいつは死んだんだぜ』


兄さん達は全く信じようとしなかった


『いやぁ…実はなぁ〜何日か前…夢に卓也が出てきて基本から教えてくれってワシに言ったんだよ!』


『お父さん…卓也はお父さんみたいな大工さんになりたいってずっと言ってました』


麗奈は卓也が残した手紙をお父さんに見せた