危険なkiss-美穂-

「ついたで!!」

顔をあげるとそこには


「どゃ?すごいやろ~」

横で自慢気に話す剛
「ここ俺の秘密の場所やねん♪美穂こういうの好きやろ??」
開いた口が閉まらない

だってそこには――

一面の花畑と中心部にあるアンティークな机とイス

まるで

アリスのお茶会みたいな場所だった