「あ、島木ってどこに行ったんだっけ?」

「薙野だろ?推薦来たんだろ?」

「あ、そーだっけ(笑)」

「二葉兄弟は?」

「あーあの双子!!確か二人とも春日部商業」

「城南にも双子いるぞ?」

「あーいるよな!!淳と隆!!」

「そうそう」






やっぱり………


龍太郎は笑わないやつで、
なんでこんな奴と合うんだろう??
そぅ訊かれても答えれる気がしない。


龍太郎が……

龍太郎だから……


話し合えるんだよな。











なぁ慶悟。


お前、龍太郎の事、納得してる?
俺は全然してねぇよ。
ってかできねぇ。
慶悟は…高校からだったんだろ?
3年…。
3年で、龍太郎の全てを知ってるとは思わねぇよ。
でもさ、最近の龍太郎は知ってるだろ?




なぁ橘。


橘は…小学校からなんだってな。
龍太郎に聞いたよ。
橘はどぅ思う?



そぅ思うのは…俺がダメな証拠か。
やっぱり誰かに頼ってしまうんだ。




なぁ龍太郎。

頑張れよ。


頑張ろう…な。