「留――美っ!!またまた遅刻だねっ。どうしたぁ?」 この前と同様、朝学活が終わったら花穂が飛びついてきた。 「ん――あ――まぁ、昨日、今日と色々あってね……花穂、相談のってくれる…?」 すると花穂はさっきに増してテンションが高くなり、 「もぉっちろん!!」 と胸をはって答えてくれた。 ――――――― ―――…… 「ん――っ、やっぱ屋上は暑いねぇ―…」 「そだね……」 私達は次の授業をサボって屋上にきた。