「ねぇ真人、どうしたの?」


準備室から出てから真人に聞いてみた。


「ん?何が?」


「や、さっきの。先生とさ……」


「あぁ…、いや別に。何でもないよ。」


「そう?」


「うん。そうそう。」


そうかなぁ……






「家まで送ってくよ。」


学校から出ると真人がいった。


「えっ!?いっ…いいよ!!まだちょっと明るいし……」


「だ――めっ!!それじゃあ一緒に帰る意味ないじゃん!!いくら真っ暗じゃないからって、もう結構暗いよ。危ないし、送ってく。」


「あっ…ありがと。///」



気のせいか…

顔があつくなる。