「良かったらさ……一緒に帰んない?」 「え?」 一緒に―――!! 「俺も部活あるし、遅くまでだと、危ないじゃん?留美だって一応女だし」 え? え? えぇ? 「って、一応ってなにさ!!れっきとした女なんですけど!!」 「あははっ!!ごめんごめん、で、どうする?」 そう言って私の顔をのぞき込んできた。綺麗な顔…… てか…… 近!! 「留美?顔、真っ赤だよ?」 「うっうるさい!!」 だって、照れるよ!! 普通!!