「ねぇ、せっかく助けてあげたのに、お礼もないわけ?」 先生は落ちているメガネを拾い、机におくとわたしに近づいてきた。 「あっ...えっと...ありがとうございます?」 と言っても まだ近づいてくる。 わたしは思わず後ろのほうに逃げたけど...気づけば背中は壁にぴったりくっついていた。 「無理。結構痛かったんだよねぇ....」 そう言って ニコッと笑ってきた。 こわっ;