ある日、お母さんがあたしに 『ねぇあいちゃん。まま、あいちゃんにお願いしてもいいかなぁ?』 『ん?何まま?』 『隣の病棟のななちゃんにこれ、渡して来て欲しいんだぁ。』 そう言ってあたしに沢山の 飴の入った少し大きめの バックを差し出した。 ,