†Wind†



「あ の......」

恐る恐る尋ねる。

「あ…ごめんなさい…なんか、恐がらせちゃったみたいで…。」

引き攣った笑顔を浮かべる私を見て、先輩は申し訳なさそうにそう言った。


「いぇ…なんかすみません…。それで………」

「あっ!そうそぅ…






はいこれっ!」

手渡されたプリントを見る。



「【吹奏楽部便り】………?」


て事は…

「吹奏楽部に入部してくれてありがとう!

あたしは部長の野川です。

これから頑張ってこーねっ!」

ぶ…部長だったんだ!

しかもあたしの憧れの先輩が…



嬉しーっ!

“野川”先輩っていうんだぁ…

あぁ、これってまさかの運命ってやつ??

って…違うか。



「で、早速何だけど…。」

「あぁあはいっ…!!」

そんな野川先輩の声て我にかえる。

「亜里紗ちゃんは…明日空いてる?」

「はい、空いてます。」

「あぁーよかったぁ。。

あのね、明日音楽室で新入生歓迎会やろうと思ってるんだ。
内容は、自己紹介とゲーム。
一応時間は9:00集合2:00解散が予定。
あと、明日の事とか今後の事とかの詳しい事は、そのプリントに書いてあるんで。」

「はぃ…ありがとぅございます!」

そう言うと笑顔で返してくれる野川先輩。