†Wind†


「憂依ちゃん…こっちへお い でぇ〜 うっひっひっひっひ」

怪しい目つきであたしに手招きするそいつは…

足は…人間…

体は……バッタ…?

そして顔は…………フルートっっ………!!

気持ち悪っ…。

「嫌だっ…!絶っっ対に行かない!!!」

「そうか。そんなに嫌がるのなら、わたしから行ってやろう。
ふっふっふっふっふ。」

そう言って、その怪物(?)があたしにどんどん近づいてくる…!

「やめて」

「ふっふっふ」

「来ないで」

「ひっひっひ」

「気持ち悪い」

「はっはっは」



「お願いだからあたしに近寄らないでっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

言ってやった!

大声で。

はっきりと。


…なんて、余裕気な表情こいて。

またしても……!