瑠雨からのメールは絵文字も何もなかったけど
それでも充分瑠雨の気持ちは伝わった。
メールの内容よりも瑠雨からメールが着たことが
俺にとっては幸せで嬉しくて満足だった。
返信メールの最後に打った言葉
“俺とお前の仲じゃん!!”
自分で打ったくせして胸の痛みを感じる。
こう打つことで誤魔化してた…。
自分の想いを…。
携帯をポケットに入れて歩いていると家が見えてきた…。
左右に並ぶたくさんの見慣れた家
変わらないこの景色を見るとホッとする。
俺の瑠雨を想う気持ちも変わらないから。
変わらないで良いんだ。ずっとこのままで…。
家の前に着いた俺
鉄でできた少し洒落た門を開け足を進めながらドアを開け中に入る。
洗面所で手洗い、うがいをちゃんとしてから自分の部屋に向かった。
部屋に入るとズボンのポケットから携帯を取り出し机に置く
そしてベッドの上に脱ぎ捨ててある部屋着に着替える。


