さてと、あとは瑠雨の反応だな。
そんなことを思っていると俺の横を素通りしようとするやつが視界に映った。
瑠雨だな。
直感的にそう思った俺は
『おい!なに先に帰ろうとしてんだよ?』
そう言ってそいつの腕を掴んだ…
やっぱり瑠雨だ…。
「別に?」
いつになく冷たい言い方…
初めて聞いた瑠雨の冷たい声
初めて見た瑠雨の冷めた瞳
『なに怒ってんだよ?』
「別に怒ってないし…」
そう言う瑠雨は明らかに不機嫌そうに俺から目を逸らしてる。
『じゃあなんで俺の方見ねぇの?なんで俺から目逸らすんだよ?』
「もううるさい!ほっといてよ!!」
そう言って思いっきり腕を引く瑠雨
つい瑠雨の腕を掴む手の力が緩み
瑠雨の腕はいとも簡単に解けて離れてしまった。
瑠雨も走って離れて行った…。
なんだか後悔が押し寄せてきた。
俺…何やってんだ?
怒らせて…
瑠雨に嫌われちまったよな…?


