「ちゃんと手配済み♪」
そう言って携帯を取り出し慣れたように指で操作して
「コイツがお前にチョコ渡すようになってるから!!」
と携帯画面をズイッと突き出してきた…
俺はまだ戸惑いながらも画面に目を向けた。
女の子が写っている
『ん~?この子…なんか見覚えあんぞ?』
首を傾げ誰だったか考えていると
「俺の妹だよ!!」
そう言って携帯を閉じるとパチンと音を立てた。
『そっかぁ!?でも妹…修太と似てねぇな(笑)』
「あぁ。コイツは母親似だからな!!んで、俺は父親似!」
なるほどな。
『妹さん俺たちと同じ学校なのか?』
「あぁ。1年だ。去年入学してきたんだ。言ってなかったっけ?」
そうだったのか。
『初耳だな。』
「そっか?」
『あぁ。』
「まっ!とりあえず俺の妹が明日小牧の前でお前にチョコ渡すからな!拒否んなよ?」
拒否んなよって…
拒否ったら計画台無しじゃねぇか!
わりぃ瑠雨…。
『あぁ!分かってる!!明日頼むな!!妹さんにもよろしく言っといて!!』
心の中で瑠雨に謝りながら修太のアイデアに乗った。


