『瑠雨…好きな奴いんのかな?』
ハァとため息をついて
『少なくとも…俺じゃねぇよな…』
もっともな独り言を呟く。
「さっきまでの意気込みはどこ行ったんだよ?」
『修太…』
携帯画面から声のした方に目を向けると
呆れたように笑う修太が立っていた…
『お前…授業どうすんだよ?』
俺がそう言うと
「たまにゃ俺だってサボリてぇの!」
そう言いながら俺の隣に腰を下ろした。
「春輝のために良いアイデア考えてきたんだぜ?」
隣に座ってる俺を見てニヤリと悪戯に笑いながらそう口にした。
良い…アイデア?
『良いアイデアって?』
「ん~?まぁそうあせるなって(笑)」
ケラケラと笑いながらそう言って
「1日はえぇけど食うか?」
とポケットからチロルチョコを取り出し手のひらにのせたのを俺に差し出した。
『おっ…おぉ?サンキュ』
小さな包み紙に包まれている一口サイズのチロルチョコを包み紙から取り出し口に入れる。


