特別編†チョコレートとキミ†春輝 side


ムカつく(怒)

んなの分かってるっての!!

最初から分かってたことだ。

不釣り合いだって…

でも分かってるからこそ

言われると歯がゆくて悔しくてムカついてむなしくて…

嫌な感情ばかりが芽生える

俺は気が晴れなかったから席を立ち上がり

教室から出て行こうと後ろの出入り口に向かった

「あっおい?どこ行くんだよ?春輝?あと5分で授業始まっちまうぞ?」

後ろから不思議そうな克己の声が聞こえる…

誰のせいで機嫌損ねたと思ってんだ!!

本当に無神経というか鈍いというか…

克己にはしょっちゅう呆れる

まあ…

克己は素直なだけなんだけどな

素直な気持ちを言ったんだよな…。

俺と瑠雨じゃ不釣り合いだって…

でも…言われたくなかった。

自覚してたからこそ言われたくなかった。

改めて実感させられるから…

不釣り合いだって…。

似合わないって…。

『気が乗らねぇからサボる…センコーにはなんか適当なこと言っとけ』

振り向かずにそう言って教室を出て行った。