修太と克己2人そろって堅く目を閉じ両手で両耳を塞いでいた…
『ななななんだそれ!?マジバナか!?』
信じらんない話に食いつく俺
だって…ありえねぇよ…。
俺…生まれてこのかた一度もバレンタインデーにチョコももらったことねぇんだぞ!?
告白だって一度もされたことねぇし…。
こんな…こんな
負け犬状態の俺に
人気あるとかなんとか…。
「あ~も!だから言いたくなかったんだ!!」
修太が呆れたようにそう言うと続いて克己が
「言わなくて良かったんだよ!!」
そう言った後
「コレになっちまうから!!」
握り拳を作って鼻の頭辺りに近づけた後拳を上に向けて動かした…
天狗になるってことかよ!?
ならねぇよ俺は!!
つ~かなってんのはお前だろうが!!
ちょっとばっかし顔が良いからって
選り好みしやがって!!
何が可愛い女の子限定だ!!
女の敵以前に男の敵でもあるぞ!
少なくとも俺にとっては…。


