慰めたいなんてキレイごとだ…
慰めたいんじゃなくて
琉雨の弱みに、弱いときにつけ込みたかったんだ…
どんだけセコい奴なんだよ?俺は…
俺は瑠雨の返事の後
『にしても…俺なんて生まれてこのかたバレンタインにチョコなんてもらったことねぇのにな!(笑)』
と明るく笑って言った…
そうでもしねぇと平静を保てないから
平静でいられる自信がねぇから…。
「知ってたんだ…春輝」
ポツリとそうこぼした瑠雨…
『あぁ…見ちまったんだよ教室の窓から…たまたまな』
フッと笑いながら言った
瑠雨と目を合わさずに…
こんなの真っ赤なウソだ…
たまたまなんかじゃねぇよ…。
「そっか…」
納得したように小さくそう呟いた瑠雨
『お前って何気に足はえぇのな(笑)』
バカにするように笑って言うと
「なっ!?」
ムキになって何か言い返そうとする瑠雨…


