「じゃ、これから飲み行くから」

「とりあえず飲み飲み~♪」

「え!?」



ブースに着くなり達也さんと部長の雄介さんにそう言われ、よくわからないままその軽音サークルの新歓コンパに行くことになってしまった。



―――――…



ミーティング軽く自己紹介をしてから今は居酒屋。


新入生も先輩もみんな楽しそう。


私はどうしたらいいかわからなくてただ周りをキョロキョロ見回すだけだった。


すると、目の前に彼が来た。



私が一目惚れをした、彼が。