「優紗は地元どこ??」

「私、内部生だからこっちなんだ。」

「そっかぁ。あたし、地方から上京してきたからまだ友達いなくって」

「そうなんだぁ」


心は私と同じ学科であることも重なって、たわいもない会話で盛り上がった。





入学式が終わってから、一緒にサークルを探すことになった。





「優紗はどんなサークル入りたいの??」

「私はまだあんまり決まってなくて。とりあえず新歓色々回ろうかなって。心は??」

「あたしは軽音!もう決めてるんだぁ」