俺様!何様?執事サマ!?



皐月と別れ、重い足取りで昨日の場所へ向かう。

口からはため息。

こんなことしてる場合じゃないのに……。



「早坂爽が怒ってる理由だってわかんないし……」



ほんとに、何であいつは突然怒りだしたんだ。

私、なんか言った?


………………。


…………あー、もう。


いいや。





とりあえずは目の前の敵に挑め、私。





指定の場所で待ちかまえていた数人の男女を見て、思った。