「!!!」 すぐさま隠す。 み、見られた。 あ…笑われてる。 「ふーん…やることはヤってるんや?」 「ちが…っ!!」 そんな勘違いされちゃ困る!! 「うーそ。冗談や。爽にムリヤリされたんかー?」 ボタンを留めてくれる。 私は頷いた。 「なんか、早坂爽、怒って…それで」 「へー…爽がかいな。何で怒ったん?」 「わかんない」 そう言うと、櫂はちょっと考える顔をした。