なんだけど。 爽は軽く一回キスしただけで、後は私を見つめてる。 ………見つめてるっていうか、凝視っていうか。 「………………」 「………………」 無言。 視線。 無表情。 「爽…あの…ごめん……」 とりあえず謝ろうか、私。 だけど、爽は無表情のまま。 「……なんで怒ってんのかわかってんの?」 いや、わかりません。 ごまかし笑いをうかべる私を見て、眉をよせた。