鬱な気持ちのまま教室に戻った。 「お…どーだった?」 爽がニヤニヤ笑いながら聞いてくる。 ………面白がっとるな。 「……執事になってください!!やって」 「返事は?」 「NO。当たり前やん」 「オマエそろそろ……お。」 爽がポケットからケータイだして、サブディスプレイ見て少しニヤける。 愛ちゃんからのメールが来たんやなってわかる。 「爽、ニヤけんなやー気持ちワルい」 「うっせ。ニヤけてねーよ」 うーわー。 無自覚かいな。