俺様!何様?執事サマ!?





「消せない罪だ、って……」




少しの沈黙のあと、お母さんはため息をつく。


立ち上がったかと思うと、戸棚からなにやらぶ厚い封筒を取り出した。



「もう気にしなくていいって言ってるのに、いまだにお金送ってくるのよ」







それを机に投げると







諭吉さんが、顔を出しました。