誰か助けて!
犯される…。
1人の先輩があたしのスカートの中に手を入れてきた。
やだっ…。気持ち悪い。
駄目だっ…。力が強すぎて、抵抗できない…。
もぉ無理だ。こんな体育館裏に誰も来るはずないし…。
そう思ったとき。
「何してんだよっ!っざけんじゃねーぞ!」
誰かがあたしの上にのっている男を殴った。
先輩達は、ばらされると思ったのか、逃げていった。
「はぁ…。お前、大丈夫か?」
翼くん…。
助けにきてくれたんだ…。
そう思ったらあたしの目からは、涙が流れた。
翼くんはあたしを抱き締めて、髪を撫でてくれた…。
あたしは翼くんのその行動に涙が止まらなくなった。

