意地悪彼氏×泣き虫彼女


―――――――――――…―――――


放課後。


「じゃあ瑞希!行ってくるねん♪」


「うん!バイバイ★」



体育館裏についたけど、まだ先輩達は来てない…。


その時!


ガバッ!!

「…うッ…」


な、なに?

いきなり口を押さえられて、もがいていた体も押さえられてしまった。


誰か…助けて…。



「彩乃ちゃ〜ん♪よく来てくれたね。ははっ。かーわいっ♪」


この先輩達、はじめから騙す為にあたしを呼んだんだ。
サイテーだ…。