休みには朝里と二人出掛けよう。



朝里の好きなお店で、朝里に似合う服を買って上げる。



それから二人で食事をして、夕食は朝里の好きなハンバーグを一緒に作ろう。


俺は朝里と二人でいれればそれでいい。



親子でいいんだ。



朝里はどんな事をしとも離さない。



朝里を愛している。



朝里を娘としてでなく、朝里を一人の女として見るようになったのは、



いつだったのだろう。



朝里と俺はずっと一緒にお風呂に入っていた。



小学4年生の時体格のいい朝里は、



胸も出て来て、俺は朝里と一緒に風呂に入るのを考えた。



でも朝里は全く気にせず、パパと入りたいと言った。


朝里が一人で風呂に入れなのには原因がある。



それは母親の虐待。



朝里は母親と風呂に入り溺れた事がある。



俺にも真実は分からない。


多分そうであろうと思うだけだが。



朝里には話してない事がまだあった。



この事はこの先も誰にも言わないつもりだ。



朝里には母親は朝里が小さい時亡くなったと話してある。



だが母親は生きて今何処かにいる。