『どうしたの?あまり嬉しくない顔だね。』



明日から学校たけど、まだクラスに友達はいない。



クラス委員は先生に勝手に決められて、



回りのみんなからは良く思われていない。



目立つのって特ねとか、担任が若い男の先生だから、


色目使ったとか、私まだ13才だからね。



男苦手だし、あり得ないでしょ!



『学校へ行くのが嫌か?』


私は頷いた。



『友達はいないの?』



「地元から離れた私立に行ったから、友達は誰もいない。



担任が私をクラス委員に選んだから、



それも良く思われてない。


この容姿もいけないみたいなんだ。



たけど仕方ないよ。



背高いの縮められないし、髪切ろうかな?



少しは子供ぽく見えるかな?」



研吾君がクスッと笑う。



「何で笑うの?」



『だってみんな大人ぽく思われたいって言うのにね。


朝里ちゃん長い髪凄く似合っているよ。



そのお団子頭可愛いよ。』


研吾君に誉められて嬉しかった。



可愛いいなんて言われた事なかったから。