沙織が真人が私を思う気持ちは本物だって言ってくれた。



私もそう思う。



だから真人の気持ちに答えたい。



私の今の素直な気持ちを真人に伝えたい。



放課後、二人でファミレスに寄った。



『朝里どうしたの?話しって何?』



緊張してうまく話せない。


『朝里大丈夫?俺は焦らないから、


朝里が俺の事好きになってくれるのいつまでも待つから。』



違うのそうじゃなくて、



「真人待たなくていいから。」



真人が驚く。



『朝里待たなくていいって、俺の事は好きになれないって事?』



へっ?



どうしてそうなるの?



「そうじゃなくて、私真人いたい。今の私には真人が必要なの。


だってもう真人の事好きだし。」



真人が飲んでたコーラを吹き出した。



真人汚いよぉ。



『本当に本当に?朝里嬉しい。』



真人が私の手を握った。



これで研吾君の事を忘れられる。



本当にサヨナラだよ研吾君。