「な、何でここに…?」



「高橋くんのグロテスク炒め、以上でよろしいですか?」



「全然よろしくねぇぞ!?

てか、質問に答えろ!!」



「食後のデザートは………あ・た・し♪」



「やめろ!!

聞かれたら自殺ものだ!!」



「生活費の半分は自己負担だからね。

ちょっと前からここで働いてるの」



「このタイミングで真面目に答えるのかよ!?

逆になんかすっきりしねぇぞ!!」




ひとしきり言い合ったところで雨宮はクスクス笑い出した。


このやろう…


お客様を何だと思ってやがる。



「いやぁ、相変わらず高橋くんっておもしろいよねぇ」



「お前は相変わらず憎たらしいな………」



「えぇ?
憎たらしいだなんてひどくない?」



ひどくない。


お前は一度自分の罪を懺悔してみろ。


丸一日はそれで過ごせるはずだ。