時を越えて君に

「………え?」




湊は混乱していた。



なんだかよく分からないものが目の前で光ったと思えば、そこにはさっきまでいなかったはずの女の子が。



これを混乱せずにいられようか、いや、いられない。



湊は引きつった顔で、恐る恐る女の子に近づいた。




(し、死んでたりしねぇよな…)




湊は近くにあった棒で、少女の顔をつついてみた。




「んん………」




少し反応。



どうやら死んではいないらしい。