黒衣の牙狼

「自然にそうなる・・・か」
友里がうなずきながら
「でも・・・」
チラリと奈美を見た
「告白された場合は、そうじゃないよね?」

ポカンとする奈美
「まぁ・・・告白されて付き合う場合はね」

「だよね」
友里が視線を川面に戻す

「でも、告白された事ないんだよね〜」
顔をしかめる奈美
(友里ならあるだろうけど・・・てゆーか、なんでこんな話してんだろ?)

「奈美に質問です」

「・・・はぁ」

友里はゆっくりと目をつむった
「もし・・・」

― 対岸から風か吹いた

「もし、ユーシンに告白されたら・・・どうする?」