外に出ると、空は青く澄んでいた。 …はぁー。咽かだ。 久しぶりにあの公園に行くか。 そう思って俺は歩き出した。 久しぶりと言っても、1年振りぐらいか。 のんびりと歩いていると、 ビュン!と大きな風が吹き、横を誰かが通り過ぎた。 …あの顔は…………柚ちゃん!? っていうか何をそんなに全力疾走してまで急いでいるんだ? 茫然とその柚ちゃんの後ろ姿を見送っていた。 すると柚ちゃんはすぐさま自分の家に入って行ってしまった。 …只家に帰っただけか。 気にすることじゃないか。