―――…次の日。 准の家に向かうと、もう既に秋お兄ちゃんの姿はなく。 「……はよ」 眠そうな顔をした准だけが、家から出て来た。 「お早う。 後、これ」 私は准の前にグイッと袋を出した。 …一応、昨日あの後作った物だ。 するとパッと准がその袋を取った。 「ん…サンキュ」 「あら、柚葉ちゃん!」 すると丁度そこに准のお母さんがやって来た。 今にも私に飛びつきそうな准のお母さんを、准はパシッと止めて、ギロッと睨んだ。 要するに「朝から煩い」だ。