「あの時、准は自分で自分の仮面を破った。 堂々と付き合ってるなんか言ってさ。 やられた!負けた!って思ったさ。…まぁ、吃驚したけど」 と言って苦笑いをする兄貴。 ……つまりは 「…認めてくれる訳?」 「何をだ?」 「…柚葉と付き合ってること」 ボソッと言うと、兄貴は一瞬きょとんとしてからニカッと兄貴らしい笑顔を見せた。 「当たり前っ! 但し、結婚するまで誓うならな!!」 …兄貴らしい、先読みし過ぎな発言。ここは母さん似だと思う。 そんな兄貴と一緒に俺はいつの間にか笑ってしまっていた。