「…俺さ、いつまでもこのブランコの上に二人を乗せているつもりだった」 「…………」 「何も変わらない。 柚ちゃんは楽しそうに俺と准を追いかけてさ。 このブランコに乗って。 …俺が二人を成長させた気になってたんだよ」 俺がずっと黙っていると、それを見て満足そうな顔をして、兄貴は再び前を向いて話し出した。 「…俺さ、柚ちゃんのことはずっと好きだよ。 本当の妹みたいな存在で、俺達に光を与えてくれたようで。 …妹とか以上に好きだ。准もこんな気持ちだろ?」