「え…」 なんて言ってる内に、 拓海は会計を済ませていた。 「ほらよ。」 そう言って、リボンに包まれたイルカをくれた。 「本当にいいの?」 「おぅ。」 「ありがとうっ♪ じゃあ、名前はー… “たーくん”!」 「は?イルカでいいじゃん。」 「拓海から貰ったから、 “たーくん”!」