拓海は、ぽかんと口を開け 動かなくなった。 「どうしたの?」 「いや…だって… 奈央からって初めてじゃん。」 「何かお礼しなきゃ。 って思ったんだけど、 あたしお金あまり持ってないし… こんなことで済ませて、ごめんね」 「なんで謝るんだよ。」 今度は拓海からされた。 「俺がお礼する日なんだからいいんだよ。 気にしなくて。ありがとうな。」 そう言って、頭をぽんってした。 「よし、お土産買いに行くか!」