「すごーい!海は広いんだなぁ。」 「ぷっ。」 「今、なんか笑ったでしょ!?」 「あ?笑ってねーよ!」 とか言いながら、顔が笑ってる。 「顔が笑ってんだよ、ばーか!」 あたしは、パンプスを脱いで 拓海から逃げた。 「待てよ!」 「やーだーよーだっ!」 …と、まぁ拓海の足の速さには このわたしがかなうわけもなく。 「うぎゃっ!」 後ろから抱き締められるように捕まりました。