──────────── 「ぶぇっくしっ!!」 ただいま首里城に向かってます♪ 楽しみだなっ。 「さっきから拓海くしゃみ しすぎじゃない? 大丈夫?」 「わっかんね…けど、寒気がする。」 「えぇっ!?」 あたしは拓海のおでこに手を当ててみた。 …なんか熱い。 「運転手さん!すみません。 ホテルに引き返してください!」 「おいっ!!いいのかよ。 楽しみにしてたのに。」 もう、ばかだなー。 「ご主人様の体の方が大切だから!」