「朝倉さん、こちらへ」 司会の人が言った。 ドキドキする… あたしが一歩踏み出すと 周りの人たちが 一気に端に避けた。 鼓動の速さは 遅くならない ましてや速くなる一方 あたしは拓海の前で 足を止めた。 恥ずかしくて 顔を上げられない。