「拓海…だいすき。」 「いきなり可愛いこと言うな、ばか。」 「何よ!ばかって!」 「嘘だよ。ばか。」 拓海はあたしにデコピンをしながら言った。 「また、ばかって言った!」 あたしたちは手をつないで、 車まで歩きだした。 この次に起こることは 誰も予想出来なかったよね。