一瞬顔が強ばった。 「初めまして」 俺は出来るだけ優しい笑顔で挨拶した。 「初めまして。中田大樹です 奈央の幼なじみっす」 幼なじみがどうした? 今一緒に居るのは俺だ。 「…で、何か用かな?」 奈央が口を開いた。