何度でもなんどでも


……翌日。


あんまり行きたくなかったんだけど、行かないとなんか負けたような気がして、私は学校へ向かった。


チエ達が迎えに来てくれたのもあるんだけどね。



もしかして誰かにばれてたら…と思うと身のすくむ思いがする。



そんな私の気持ちをわかってるのか、手を繋いだチエの力が強くなるのがわかる。



大丈夫だよ。私。



大丈夫。