何度でもなんどでも

「それが謎なんだよね…」
さすがのチエもお手上げのポーズで空を見上げる。


「そろそろやめといた方がいんじゃねーの?」


元が雑誌に目を落としたまま呟いた。



それを聞いてチエも

「んー…真実が気になるとこだけど、なんとなく気づいてる人もいると思うから、私も元に賛成、かな?」


なによ。

二人して。



「どっちにしろ今日はお休みだもーんだ」


私は机に顔をつけ、窓の外を眺める。


雨の日はお休みね、って約束したから。



散りかけの桜の花びらが雨に打たれてる。



なんで、雨なんか降るんだろ。



私は顔を窓から反対側に向けた。