何度でもなんどでも

私はまた手を引っ張られて歩く。


なんかさっきの一瞬みた気がするあの表情。


私は何も言えず、そのまま着いて行った。



彼が足を止めたのは、


小さい中庭。



こんなとこあったんだ。



そのベンチに座る。



「ここさ、よく来るんだ。一人になりたい時とかさ」

「会長さんでもそんな時あるんですか?」


「あるよ。あとこれからはタスク、って呼んでよ」


「へ?」


「俺はミオ、って呼ぶし」



な、なんかうまくかわされたような気がするんだけど…。ま、いっか。